内科

内科とは

• 内科では、鼻水や鼻づまり、咳、くしゃみ、のどの痛み、発熱、頭痛、貧血、下痢、嘔吐、呼吸困難など、様々な急性症状の治療を行います。また、不摂生な日常生活を続けることで起こる糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病についても、自覚症状が見られない段階から治療やケアを行ってまいります。
• 発熱や腹痛などで体調を崩された場合、それぞれの症状に応じて専門の診療科を受診することもあります。しかし、どの診療科が最適なのか悩んでいるときは、まず内科を受診して下さい。原因不明の体調不良の患者さまを最初に診察し、それぞれの専門科につないでいく総合案内としての役目も内科が担っているのです。

風邪について

• 風邪は様々なウイルスや細菌に感染することで発症します。ウイルスによって感染しやすい時期が異なりますので、年間を通じて罹患しうるのですが、ご承知の通り、寒くて乾燥している冬期によく起こります。
• 通常、数日間ほど安静にしていれば快方に向かいます。しかし、昔から「風邪は万病のもと」と言われているように、こじらせると気管支炎や肺炎を併発することもあります。
• 患者さまの中には、仕事などが忙しく、ゆっくりと安静にしていることが難しい方もいます。そのような場合は、内科医療機関を受診し、問診を受けた上で、必要なお薬を処方してもらうと良いでしょう。

睡眠時無呼吸症候群

• 睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に何回も呼吸が止まる病気です。英語では Sleep Apnea Syndrome といって、頭文字をとって SAS（サス）と呼ばれています。
  睡眠中、平均して１時間に５回以上、それぞれ10秒以上呼吸が止まる場合は、この症候群の可能性があります。
• 睡眠時無呼吸症候群があるだけで高血圧症、脳卒中、狭心症、心筋梗塞など循環器病を合併する危険が高まることがわかっています。
• いびきは無呼吸の前兆です。この症候群はいびき以外には自覚症状が出にくい病気です。昼間の眠気を自覚される方もいますが、それは半数程度で、なかなか自分だけではわかりにくい病気なのです。
  当クリニックでは睡眠時無呼吸症候群検査装置にて検診が可能ですので、お気軽にご相談ください。

不整脈

• 心臓は、全身に血液を送り出すポンプのような役割をします。ポンプを動かしているのは、電気刺激です。右心房にある洞結節が興奮し、電気刺激が心筋全体へと伝わって行きます。
  不整脈とは、この心臓の興奮が正常に伝わらないことで、脈が不整になることを言います。
• 不整脈には大きく分けて3つの種類があります。脈が遅くなる「徐脈性不整脈」、脈が飛ぶように感じられる「期外収縮」、脈が速くなる「頻脈性不整脈」です。それぞれ症状が違うので、治療方法が異なります。
• 不整脈の検査は、心電図検査を中心に、胸部Ｘ線、血液検査、さらにホルター心電図、運動負荷心電図、心臓超音波検査などによって行います。
• ホルター心電図（24時間心電計）検査は、携帯式の小型の心電計をつけたまま帰宅してもらい、体を動かしている時や、寝ている時に心電図がどう変化するかをみる検査です。

内科で扱う主な疾患